「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」を深掘りする

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今回は、「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」という気持ちへの深掘りについてリクエストいただきましたので回答していきます。

まずは、いただいたメッセージからご紹介しましょう。

かな子

似たような悩みがあるあなたにも、ぜひ読んで欲しいです!

目次

「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」

えなるたさんから、お問い合わせフォームよりいただきました。嬉しすぎたので全文載せちゃいます。

かな子

困る場合はすぐ取り下げるのでご連絡ください!

かな子さん、こんにちは

ブログ読ませていただいております。

なにで見つけたのか、確か投影に興味があって検索した時にこちらのブログが出てきたのだと思います。

とても面白く拝見しています。

本で顔を隠していらっしゃるアイコンですが、文体からかな子さんが見えてくるような面白さがあります。

数10日後にまた気になって読みに戻ってきてしまうのです。

そのようにひとつのブログをフォローするのも、こうして作者にメッセージを書くのも私には非常に稀です。

こちらのブログはそんなに新しい記事が増えるわけではありませんが、ひとつの記事がまた加筆され深くなっていたりします。これも楽しみです。逆にこのペースが魅力的だったりします。

そして、初見ではなるほどなるほどと読んでいた記事が次読んだ時にはモニター前で声をあげて笑って読んでいたり。そんな読書体験性がまた面白いのです。

ありがとうございます。

さて、かな子さんにリクエストです。

なにか出来事があった時に、その認知、違う捉え方もできるのではないかという深堀りパターンについて紹介されていますが、自分のこういうところが嫌、もっとこうなりたいということについて深堀りするパターン・術はございませんでしょうか。

ありましたらその記事を書かれるのを楽しみにお待ちしています。

突然のメッセージで失礼しました。

いきなりリクエストされても、、ということもありますでしょう。

このメッセージのご返信も求めませんし、リクエストに応えていただくことも求めません。

(でも、お気が向きましたら)

そんなこと考える奴もいるんだくらいの一笑に付していただければさいわいです。

ありがとうございます。

えなるたさん、こちらこそご丁寧なメッセージをありがとうございます! 投影から発見してくださったようで、とっても光栄です。

かな子

なんだか超嬉しい。書いて良かった~!

“こちらのブログはそんなに新しい記事が増えるわけではありませんが、”とありますが、亀更新で恐縮です。わたし自身、この春からフリーランスになった都合もあり、筆が乗ったときだけ書き進めるようにしています。

もともとこのペースがコンプレックスだったのですが、その分1記事に時間をかけられる! と切り替えています。

かな子

次上がる記事も楽しみにしていてください! 個人的にかなり面白いです。それまで、ぜひ他のページもご覧いただければと思います。→更新しました!

さて、本題の「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」について、わたしがこの言葉から考えたことをここから書いていきます。

基本的には、以下の自分を責める癖のページにある内容を実践していただけますと、「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」について深く掘り下げられるかなと思っています。

このページで挙げている自分を責める理由は「”これはダメなこと”だと思いすぎているから」です。

これをベースにして、ここからは「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」と思う原因は何か、そしてその原因を手放すにはどうしたらいいのか、について一緒に考えていこうと思います。

「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」の原因

「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」は、どちらも同じ自己否定が根底にあると思っています。まずは簡単に、なぜ自己否定するのか、その原因を以下の流れで触れていきましょう。

  • 「自分のこういうところが嫌」はなぜ起きるのか
  • 「もっとこうなりたい」の前提も自己否定
かな子

その後に、これを踏まえてリクエストにあった深掘りのヒントをご紹介していきます。

「自分のこういうところが嫌」はなぜ起きるのか

「自分のこういうところが嫌」は文字通りストレートな自己否定ですが、一方で自分のダメな部分にばかり目がいくときは、あなたにとって自己否定にメリットを感じている可能性があります。

かな子

「は? 好きでこんな苦しいことするわけないでしょ」と思われたかもしれません。

実は、人間は認知バイアスや思い込みを働かせて、致命的なエラーを起こさせないようにしています。それは人間にとってメリットがあるからこそ遺伝子に受け継がれ、現代のわたしたちに伝わっています。

たとえば、「自分のこういうところが嫌」と思う裏には次のようなメリットがあると考えられます。

自己否定のメリットの例

  • これ以上傷つかなくて済む
  • 幸せになる罪悪感と向き合わずに済む
  • 周りから責められない。被害者でいられる などなど
かな子

このようなメリットがあることには、人間自身は大体気づきません。

意識していては、そのメリットを得るまでいちいち時間がかかってしまいますよね。だからこそ、人間はほとんど無意識に自己否定を選んでいる可能性があるのです。

過剰に否定しすぎたり、気づかずに自分のコントロールを失ったりすることで、自己否定のメリット以上にデメリットが表出し今問題が起きている…と考えることができるでしょう。

さらに詳しく「変えたくても変えられない状況のメリット」について知りたい場合は、以下のページがヒントになりそうです。

「もっとこうなりたい」の前提も自己否定

「自分のこういうところが嫌」はストレートに自分を否定していますが、「もっとこうなりたい」も実は自分を否定している可能性が高いです。

かな子

ただ純粋に、「もっとこうなりたい!」が自分の中から湧き出てくる場合は問題ないでしょう。

一方で、「もっとこうなりたい」の前に「(今の自分ではダメ。だから、)もっとこうなりたい」としているかもしれません。

これは、先ほど解説した「自分のこういうところが嫌」と同じく自己否定が前提になりますよね。

自己否定がある理由は、先ほど述べた通りそこにはあなたにとってそれにメリットがあるから。

たとえ、その否定している対象自体が今すぐ解消できたとしても、根本の原因である自己否定をどうにかしない限り、また新たに否定する対象を見つけては自己否定を繰り返すことになります。

だからこそまずは自己否定するメリットに気づき、なぜ自分を変えたいと思っているのか? ありのままの自分ではいけないと思っている理由は何か? に向き合うと、自然と自己否定する必要がなくなるでしょう。

さらに、自己否定は人に向ける敵意にも影響します。以下のページで解説しておりますのでぜひ参考にしてください。

「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」を深掘りするには

「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」と考えてしまう理由が自己否定だと分かったところで、そこから「ではなぜ、自己否定するのか?」を深掘りすることで自己否定が解消できます。

  • 自己否定しているメリットは何か?
  • 現状がむしろ正解だとしたら?

具体的には、まず自己否定するメリットに気づいて原因を特定し、そのメリットを手放すために今の自己否定を反証していきます。

かな子

ぜひあなたも、ノート(おすすめはカ.クリエ プレミアムクロス)とペンを使って自分へ質問してみてください。

自己否定しているメリットは何か?

前述の通り、自己否定してるときに生まれるメリットに気づくことで、自己否定する本当の本当の原因がわかります。そのために、いくつかヒントとなる問を以下に挙げていきましょう。

自己否定のメリットを探る問いかけの例

  • 自分を責めたり、嫌なところが目に付いたりするとき、どんな感情になる? → そのきっかけとなった出来事は?
  • 自己否定するとき、誰の顔が浮かんでる? その自己否定は、本当は誰に言いたい? → その人に本音を言えないのはなぜ?
  • 自己否定することで、何かをせずに済んでいるとしたら何がある? → それをしたらどうなると思ってる?
  • ありのままの自分で居続けると、どうなってしまうと思っている? → なぜそれを信じてるの?

ノートとペンを使って、これらに限らず自分を責めているときに生まれるメリットと向き合うことが大切です。

ただ、これは認知バイアスによって人間自身が気づきにくくなっているため、なかなか認められない場合があります。

たとえば、人と一緒に考えようとすると、他者の目線を気にして自分の思考がなかなか素直になりません。

かな子

必ずひとりの時間を取り、安全地帯を確保した上で、自分に問いかけてみましょう。

現状がむしろ正解だとしたら?

現状が悪ではなく、むしろ正解となる場面に気づくと自己否定が緩みます。

かな子

あなたが見ようとしていない・気づこうとしていないだけで、今のあなたが正解となる場面が実は必ずあります。

正解・不正解が同時にある例

いろんなページで例に出して恐縮ですが、退治された鬼の家族にとって桃太郎は悪です。鬼の子が桃太郎を憎む一方、退治できた桃太郎は大喜び。

100人いたら100人ともあなたと同じように「これは正解」「これは悪」と思うわけではないのです。

繰り返しますが、それでも現状がむしろ正解な場合があると気づけないのは、気づかない方がその人間自身にとってメリットがあるから。だからこそ、現状の自分の悪いところにばかり目を向けているだけなのです。

現状が正解の場合があることに気づくためにも、次のような質問を自分にしてみてください。

現状を正解にする問いかけの例

  • 必ずどんな状況でも本当に・・・それはダメなのか? ダメじゃないとしたら?
  • 嫌だと思っている部分を喜んでくれる人がいるとしたらどんな人?
  • 自分と同じ欠点を持っている芸能人は? 今すぐ検索したら誰がいる?
  • 「こうだったらいいのに」がむしろデメリットとなる状況があるとしたら?
一重まぶたが嫌だと思っている場合の例
  • 例)一重まぶただからこそ魅力的に見える芸能人・アイドル・俳優などを探す
  • 例)二重まぶただと生じるデメリットを挙げる

途中で、また自己否定する気持ちがわいてきたら、その度に「本当にそうなの?」「そうじゃないとしたら?」と反証してみてください。

こういったメタ認知をすることで、より世界の見え方が変わり、自己否定する意味がないと気づけるようになりますよ。さらに詳しく、ノートでメタ認知するメタ認知ノートの書き方は、以下でご紹介しています。

かな子

自分への質問を今回ご紹介したように、いくつか例を挙げています。あわせてご覧ください。

まとめ

以上が『「自分のこういうところが嫌」「もっとこうなりたい」を深掘りする』でした。

基本的に「自分のこういうところが嫌」も「もっとこうなりたい」も、どちらも原因は自己否定

たとえ自分の嫌な部分が目の前から解消したとしても、「こうなりたい」が実際にそうなったとしても、根本の自己否定を取り除かない限り、また新たな否定要素を見つけては自己否定を繰り返すでしょう。

それを止めるためにも、以下の点をノートとペンを使って深掘りする例をご紹介しました。

  • 自己否定しているメリットは何か?
  • 現状がむしろ正解だとしたら?

お問い合わせフォームよりいただいたご相談・リクエストについては、今回のように記事の中で返答させていただきます。

かな子

気長にお待ちいただければ嬉しいです。

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