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【祝】独立!フリーランスになるために手放した思い込み3選
2024年春、派遣社員を辞めフリーランス始めます!
フリーランスという働き方は学生の頃からの夢でしたが、そこから10年ほどかけてようやく実現した次第です。
一方で、なぜ今このタイミングで夢が実現し、なぜ今まで実現しなかったのか…そこにはたくさんの思い込み・バイアスの問題がありました。
かな子
逆に、その思い込みを少しずつ手放したからこそ、あまりにもすんなりと実現してしまった、とも言えます。
今回は、そんなわたし(@note_yodan)の夢の実現を長らく阻んでいた思い込みと、その思い込みの手放し方をそれぞれ思い込み別にご紹介していきます。
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目次
フリーランスになった経緯と現状
夢の実現を阻んでいた思い込みのご紹介よりも先に、まずはわたしのフリーランスになった経緯と現状を簡単にお話します。
結論から言うと、新卒で入った会社から3社目までは正社員として、そこから2社派遣を経験し、最後に働いていた派遣先に引き抜いていただき、個人事業主として直接契約を結ぶことになりました。
元正社員~元派遣社員~現フリーランス
学生の頃からフリーランスになりたい! と漠然と思いつつ、正社員を3社、派遣社員を2社経験しています。
新卒から正社員として入った最初の会社の時点で、自分は正社員に向いてないと早々に気づいていたので、就業条件を自分で決められる派遣社員の求人を自然と探すようになります。
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ただ、転職活動の度になぜか毎回正社員へ引き戻されました。
正社員に引き戻される理由
正社員の場合、基本的に長く働くことを前提にしているので、多少スキルがなかったとしても、ある程度認められる場合があります。
一方で、派遣社員は即戦力が求められがち。新卒でスキルのない人間が派遣社員としては採用されづらく、そうやって就活が長引くと、仕方なく正社員の求人へ応募し、採用されても結局すぐ辞めたくなる…という流れを繰り返しておりました。
「いい加減、派遣になりたい!」と決めて本格的に求人を探すようにしたところ、正社員3社を経た経験が認められ、ようやく派遣社員として採用が決定。
その後、2社目の派遣先にて直接契約の打診を受けました。そして派遣を抜け、個人事業主として派遣先と契約を結ぶこととなります。
フリーランスになったわたしの現状
フリーランスになったわたしの現状ですが、もともと働いていた派遣先から同じ仕事をもらっているので、営業することなく仕事が与えられ、かつ、働く時間に融通が利く環境が整っています。
特に仕事を終えたいタイミングで終えられる、これがわたしにとって地味に革命でした!
わたしの仕事は、できればキリが良いところで終えたいので、中途半端に仕事を残したまま定時で仕事を終えなければならないことが少しストレスだったのです。
ただ、フリーランスになると自分で働く時間を自由に決められるので、「未来の自分のために今日少しだけ長く働こう」と決めて仕事を進めることができます。
残業した分、スケジュールを見て都合が良いときに休むことができます。この、人生を自分でコントロールしている感が日々の充実度に良い影響を与えている気がします。
フリーランスになったことで、より自分らしく働けるようになりましたが、今までこの人生を選べなかったのも、偏った思い込みを採用していたからでした。
偏った思い込みが夢を阻む理由
偏った思い込みが夢を阻む理由としては、主に以下の2点が考えられます。
- 他人に人生を選ばせることになる
- チャンスがあっても気づけない
あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか? わたしの経験を通して思うことをお伝えしてきます。
そもそもなんでこんな偏った思い込みやバイアスがあるのかについては、自分を守ろうとする「認知バイアス」を通して以下のページで解説しています。
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他人に人生を選ばせることになる
偏った思い込みによって自分で決めることができなくなり、決定権を他人に与えてしまうことで、自分の人生を歩めずなかなか夢を実現できなくなります。
たとえば、「自分の考え方・思っていることが正しいわけがない」という思い込みを採用している場合、自分の夢でも自分で決めることができません。
自分以外の他人に答えを求めるようになります。
自分に自信がないと、「○○ってどう思う?」などと周りに聞いて回り、少しでも否定されるとそれに同調したくなるでしょう。
もっと悪いことに、他人が決めた選択を採用し続けて失敗すると、それを他人のせいにし始めるモンスター(過去のわたし)が生まれます。
逆に「自分の選択に間違いはない」という思い込みを採用しているなら、そもそも他人に聞いて回る必要がありません。誰にも否定されることなく、夢へと進んでいくことができるでしょう。
チャンスがあっても気づけない
偏った思い込みがあると、チャンスがあっても気づけません。なぜなら、思い込みがあるということは、それ以外はあり得ないと決めることでもあるからです。
思い込みがある結果
やりたくない営業して、採算度外視で仕事を受けて、実績作って人脈増やして…それでこそ一人前のフリーランス! という思い込みを採用していると、それ以外で成功するルートはあり得ない、という前提になります。
だからこそ、もし別の近道で夢を叶えるチャンスが訪れても、それに気づかずにスルーしたり、わざと見ないようにしたりして、思い込み通りの道だけを探すようになるのです。
冷静に考えて、「これだけ」と決めた夢が叶うたったひとつの道と、それ以外の夢が叶う道の総量で比べたら、後者の方が多くなりませんか?
これだけ、と決めるとそれ以外ができます。それ以外の方が圧倒的に多いし、その中に実は自分にとって夢への理想的な道があるかもしれません。
夢への理想的な道
- やりたくない営業をしなくても仕事が舞い込んでくる
- 採算度外視で受けずに仕事を始められる
- 人脈づくりを頑張らなくていい
こんな夢の叶い方があるかもしれないのに、最初から「そんなものあるわけない」と思い込んでいたらもったいないですよね。
わたしは最初、完全にこれにハマっていました…。
ここからは、そんな思い込みから抜け出し、理想的な夢への道を手にした方法をお話していきます。
フリーランスになれない思い込みと手放す方法3選
わたしが実際に陥っていた、フリーランスになれない思い込みとそれを手放す方法を3つご紹介していきます。具体的に言うと、以下の思い込みを抱えていました。
抱えていたフリーランスになれない思い込み
- 人間関係や人脈構築が苦手
- 仕事は安定しないもの、自分のスキルに自信がない、営業ができない
- 税処理が難しい、追徴課税が怖い
今ではこれらの思い込みを手放して、気楽にフリーランス生活を始めることができました!
それぞれ順番に解説していきましょう。
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人間関係や人脈構築が苦手
フリーランスになるには人脈を作ることが大前提だと思っていたせいで、人間関係を築くことが苦手なわたしはこの思い込みにハマり、長らくフリーランスになる夢を阻んでいることに気づきました。
正社員を数社経験しておりますが、すべて人間関係が原因で転職しています。仕事で関わる人たちと折り合いがつかないことが多かったです。
こういう経験をしていると、どうしても新しく人脈を築くことに消極的になります。
すると、人脈や人間関係が重要な環境を避けがちになりました。一方でフリーランスは、自ら人脈を広げないと最初は仕事が取れない、とよく聞きますし、当時のわたしは「そんなことできるわけないだろ」と思い込んでいました。
この思い込みを手放すために取り組んだのは、日頃から書いている「メタ認知ノート」です。
精神的に自立するメタ認知ノートの書き方
精神的に自立したくても、毎日起こる問題に対処できず「イライラに飲まれて辛い。泣いてしまう」といった状況になることはありませんか? 実は、わたしもかつては定期的…
そのおかげで、いつしか人間関係が原因で転職することがピタリとなくなったのです。
あるときから、「おかげで仕事がやりやすいです」と言われるようになりました。
そんなこと、今まで一度も言われたことなかったです。これが一人からではなく何人も現れるようになり、まるで生まれ変わって別の人生を歩んでいるかのような変化でした。
こういった経験を重ねていくことで、新しい人間関係の構築にストレスを感じにくくなっていきます。そのおかげで、フリーランスへの不安がひとつ和らいでいったのです。
仕事は安定しないもの、自分のスキルに自信がない、営業ができない
フリーランスの仕事は安定しないものだし、その上自分のスキルに自信がない…ゆえに、自ら営業をかけることができない、と思い込んでいました。
「ひとつのスキルだけできる人はいくらでもいるから、スキルの掛け算が大事!」
「できることを増やして単価アップ!」
こういったネット商材のうたい文句に、わたしはまんまと踊らされていました。
そのおかげで、「ありのままの自分では誰にも認められないはずだ…何か特別な能力を身に付けないと…!」と思い込んでいたのです。
余計にスクールへ通ったり、向いてもいない仕事にも手を出そうとしたりして、遠回りをしていました。
この思い込みを手放すために意識したことは、まず「ありのままの自分のスキルに堂々と価値を持たせる」ことでした。
このスキルに価値がないと思っているのはなぜか? 今のままで価値があると思えるにはどう考えたらいいか? を自分に問いかけてそれを反証していました。
これを意識して転職活動を続けたことで、程なくして今の職場に派遣として採用が決まります。スキルをプラスして自分を大きく見せることなく、今までの最高時給で採用されたのです。
今ではその職場と直契約を結び、営業せずとも派遣時代と同じように安定して仕事が与えられています。
「営業しなければ! スキルを磨かなければ!」と思い込んでいたあの頃の自分に、今の状況を見せてやりたい。
たとえスキルを磨かなくても、フリーランスは最初から仕事が安定するし、営業しなくても仕事がもらえる。そんな道があるなんて、想像もしていませんでした。
もし今の職場から仕事が途切れたとしても、また派遣に戻ればいい。こうやって思い込みを変えたおかげで、「なんとかなる」と思えるようになりました。
税処理が難しい、追徴課税が怖い
税金関係の処理に苦手意識があり、見えない追徴課税に怯えてフリーランスの夢を無意識に拒んでいたと思います。
正直、これがわたしにとって最難関の思い込み。フリーランスとして働く直前までありました。
確定申告が一番ダルい。わたしはこういった事務作業に向いてないし、記帳のやり方もわからず、もしミスったらなんぼ余計に取られるのか不透明なのも怖い。
役所の税金相談を利用して、自分が何に悩んでいるのかを聞いてもらうこともありました。また、わたしは内向型なので、気軽に人に頼ることもできずどんどん悩むことになります。
わたしはそもそも、失敗したくないが前提になっていたことに気づき、そこを疑うようにしたのです。
- なぜ失敗したくないのか
- 失敗しても大丈夫だとしたら?
などなど、自分の思い込みをひとつずつ書き出し、丁寧に反証していきました。
反証した結果
思い込みに反証し続けようやく「失敗してもいいや」と思えるようになった頃、もともとフリーランスになれない自分はダメという前提でいた部分が「よく考えたら、派遣社員って社保あるし、税処理やってくれるし、何気に良いのかも…」と派遣社員でいる今の自分にも納得できるようになりました。
不思議なことに、その後すぐくらいに派遣先から直契約の話を持ち掛けられたのです。
もし逆に、今の環境に固執していたら、この直契約の打診も当然断っていたことでしょう。
今の自分をそのまま認めたことで「派遣でもフリーランスでもどちらでもいいか!」と気づき、どういう方向へ進んでも大丈夫と思える安心感が生まれたからこそ、もともと行きたかった方向へ進めるチャンスが来たのだなと思います。
余談ですが、直契約スタートして請求書関連で早速失敗がありました! でも、今のわたしは「この時点で失敗しておいて良かった。もっと大きな失敗にならずに済んだ」と思えます。
これからもしまた失敗があったとしても、今失敗しておいて良かったんだ! と気づけるようにすると、どんどん進んでいけそうです。
もしまた「失敗が怖い」と思うときがきたら、それは何故なのか? 失敗する方が成功だとしたら? と考えて、思い込みをとらえ直していきます。
あなたには、夢への思い込みはありますか?
もしあれば、ぜひコメント欄で教えてください。承認次第、その思い込みを解くヒントになりそうな返信をさせていただきますね。
まとめ
『【祝】独立!フリーランスになるために手放した思い込み3選』でした。
わたしはこれまでたくさんの思い込みを信用していたために、本当の夢を諦めかけていたのです。でも、その思い込みを手放したことで、あまりにも簡単にお金もかけずに夢を叶えることができました。
フリーランスになるために手放した思い込みは、以下の3つ。
- 人間関係や人脈構築が苦手
- 仕事は安定しないもの、自分のスキルに自信がない、営業ができない
- 税処理が難しい、追徴課税が怖い
そして、それぞれの思い込みの手放し方を併せて紹介しました。これらすべて、メタ認知ノートを使って思い込みを手放すことができます。わたしはこれで、本当に人生を変えてきました。
ぜひ、あなたの夢にも当てはめて試してみてくださいね。それでは、かな子(@note_yodan)でした!
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