手帳会議とは?年一で自分を整える手帳会議のやり方を紹介

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手帳会議とは、自分の考えや気持ちを整理して、これからの時間をどう使いたいかを見つめ直すひとり時間のことです。

そう、手帳会議の本質はあくまでも手帳ではなく「自分」。自分が今後どうしたいかで、手帳をどう使うのか、そもそも未来の自分に手帳が必要なのかどうかを考えます。

毎年8~9月頃には来年の手帳が発売される時期。そこに合わせて手帳会議を進める方もいるでしょう。

このページでは、手帳会議についてとそのやり方、そしてわたしの来年の手帳運用に向けての手帳会議の様子を公開していきます。

目次

手帳会議とは?その目的やベストタイミングについて

手帳会議とは、今後どんな手帳を使いたいか、未来どんなふうに日々を過ごしていきたいかを静かに考える“ひとり会議”のこと。

かな子

「会議」という言葉にビビらなくて大丈夫。

あくまでも「自分」が今後どうありたいかが重要なので、最終的に手帳にたどり着かなくてもOK。今お手元の手帳の見直しだけでもOK。

手帳は、ただ予定を書くための道具じゃありません。もっと自由で、もっと自分に寄り添ってくれる使い方があります。誰かと話し合うわけではなく、自分自身と対話する時間だと思ってみてください。

たとえば、「今の手帳、ちゃんと使いこなせている?」「今日は何に時間を使っていた?」「来年は何を大切にしたい?」のように自分に問いかけてみるだけでも、心の中が少しずつ整理されていきます。

かな子

「なんとなく忙しい」「なんだかモヤモヤする」そんな感覚も、手帳会議にかけることで“見える化”されて、ちゃんと向き合えるようになります。

SNSでも「#手帳会議」や「#手帳時間」などのタグで、たくさんの人が手帳と向き合う時間をシェアされていますよね。

その写真や言葉からは、ただの予定管理ではない、“自分と向き合う時間”としての手帳の魅力がわかると思います。

かな子

そして何よりも大事なのは、「正解がない」ことを忘れないこと。

手帳会議は、フォーマットにとらわれる必要はありません。ノートでもスマホでも、自分にしっくりくる方法で、自分のペースで取り組めばOKです。

とはいえ、正解がないからこそ迷っているあなたへ向けて、今回はわたしなりに取り組んでいる手帳会議を中心にやり方をお伝えしていきます。

手帳会議の目的

人によって異なるとは思いますが、わたしが手帳会議をやる目的は、自分に合った手帳の使い方を見つけて“続かない・活かせない”という悩みを解消することです。その経験を通して、その先のより良い自分へ繋げていくことができます。

「あんなにワクワクして買ったのに、結局ほとんど使ってない……」手帳好きなら、一度は経験があるかもしれません。

毎年いろんな種類の手帳が発売され、「今年こそ使いこなしたい!」と思って選んだお気に入りの1冊。

でも、気がつけば数週間で白紙に戻ってしまっていた…そんな経験、ありませんか? その理由の多くは、「自分に合った使い方がわかっていなかった」からです。

かな子

手帳会議は、そんな“手帳迷子”から抜け出すためのチャンス。

ただ予定を書くだけでなく、「どんなふうに日々を過ごしたいのか」「何を大切にしたいのか」という自分の価値観や理想と、手帳の使い方とをすり合わせていく時間なのです。

たとえばあなたが、「忙しい中でも自分の時間を大切にしたい」と思っているなら、日々の予定に追われる手帳ではなく、余白がたっぷりあって気持ちを綴れるスペースのある手帳が向いているかもしれません。

逆に、「毎日タスクをこなしていく感覚が好き」というタイプなら、チェックリストやガントチャートなど、細かく管理できるレイアウトがぴったりかもしれません。

かな子

「あ、私ってこういう時間の使い方をしたかったんだ」と気づけると、手帳の選び方も使い方も変わってきます。

さらに、手帳会議を行うことでそこから得られるメリットはたくさんあります。

  • 自分の夢や目標を言葉にできるようになる
  • 生活の中の無駄やストレスの原因に気づける
  • 「やらなきゃ」に追われる日々から、「自分で選ぶ時間」を作れるようになる

つまり手帳会議はただの振り返りではなく、“時間に流される毎日”から“自分でつくる毎日”へとシフトするためのスイッチとも言えます。

手帳会議のベストタイミング

手帳会議は、自分の気持ちを整理したくなったときがいちばんのタイミングですが、手帳が発売される時期の直前に行うのがおすすめです。

かな子

「いつやるのが正解なんだろう?」と悩まれるかもしれませんが、人によって手帳会議のベストタイミングは違います。

一番大事なのは、「やりたいな」と思ったその気持ちに素直になること。自分と向き合いたいと思った瞬間が、手帳会議のベストタイミングです。

とはいえ、おすすめは手帳が発売される時期の直前。そこで気持ち新たに切り替えて、手帳を購入する人は多いんじゃないかなと思います。

せっかくの真っ白なページだからこそ、自分らしい使い方を考えてスタートを切ることで、手帳への愛着もグッと高まりますよ。

もしタイミングに迷うときには、次のような“節目”を選ぶのもおすすめです。

月末や月初

1ヶ月の手帳の使い方を振り返り、次の月の準備をするにはうってつけのタイミングです。心の中をいったん整えてから新しい月に入ると、生活にスムーズな流れが生まれるでしょう。

とはいえ、毎月きっちりじゃなくても、無理なく自分のペースで続けていくのが一番です。そのペースを見つけていく上で、月末・月初で一旦振り返ってみるのも良いかもしれません。

週末の夜

バタバタした平日の終わりに、1週間を軽くふり返って、次の週へ向けて頭と心を整えることもおすすめです。

かな子

手帳会議とまではいかないですが、実はわたしも毎週の振り返りを続けていますよ。

「今週特に何も特別なことはなかったな…」と思っていたとしても、振り返ると意外といろんなことが起きていることに気づいて面白いです。

上半期・下半期の切り替わり

年二回、上半期・下半期で分けて手帳会議をするのもおすすめ。たとえば、年始に決めた目標を半年経って振り返るのにはちょうど良いです。

丸っと一年何も振り返らずそのまま時間が過ぎるのを待つよりも、途中どこかのタイミングで一旦振り返りをすると達成度が変わると思います。

かな子

自分が今いる位置の確認にもなりますし、「次からはこうしよう」と意識が変わるのでこちらもおすすめ。

季節の変わり目

意外に見落とされがちなのが春・夏・秋・冬の節目。自然と気持ちが切り替わりやすいタイミングです。この時期に手帳会議を取り入れることで、目標や生活スタイルの微調整がしやすくなります。

かな子

「なんかモヤモヤするな」「気づいたら毎日が流れていく」そんなふうに感じたときこそ、手帳会議チャンス!

年末や年度末

年一の中でも、年末や年度末に行う手帳会議もおすすめです。この1年を振り返り、どんなことを大切にしてきたかを棚卸しすることで、翌年の軸がはっきりと見えてきます。

かな子

わたしの場合、一旦7~8月の間に行ってから手帳を買い、年末に確認の意味を込めて簡単に手帳会議をすることもあります。

結論、手帳会議に「この日が正しい」というルールはありません。でも、人生の区切りや感情の節目に立ち止まってみることで、自分の未来を考える意味のある時間に変えることができます。

そうはいってもやり方がわからない…そんなあなたへ向けて、わたしが毎年なんとなく取り組んでいる手帳会議のやり方をご紹介していきましょう。

手帳会議のやり方・わかりやすい3ステップ

手帳会議は、今までのふり返りから未来の予定・目標設定、最後に運用手帳の決定まで、3つのステップで無理なく進めることができます。

かな子

「手帳会議って自由って言われるけど、逆にどうやって始めたらいいかわからない……」そんな人も多いと思います。

でも実は、3つの流れに沿って取り組むだけで、自然と“自分と向き合う時間”になっていくんです。ここでは、はじめての人でも迷わず取り組める基本のやり方をご紹介します。

今回は、来年運用していく手帳を決めるための年一の手帳会議を前提に進めていきます。

ステップ1:今の手帳の振り返り

まずは、今使っている手帳を振り返ります。現状を見つめ直すためにも、今使っている手帳(予定が書いてあるページ、空白のページ、メモした内容など)を見返し、現状を俯瞰していきます。

手帳が1冊だけならそれを見て、複数ある場合はすべて目の前に並べ、自分にこのように問いかけてみましょう。

  • 予定通りできたことはあった?
  • 逆に、できなかったことは?
  • 手帳を使っていて楽しかったことや嬉しかったことは?
  • モヤモヤした瞬間や心に引っかかったことは?

このステップは、「反省する」のではなく「観察する」感覚でやるのがコツ。できた・できなかったの評価ではなく、「自分の今の傾向に気づく」ための作業です。

かな子

「今年、全然書いてなかったな」と感じてもOK。書けなかったことにさえ意味があります。

振り返りから出てきた気持ちや思い、ひらめきなど、頭の中でグルグルしていたことが、言葉にすることで整理されていきます。たとえば次のようなイメージです。

  • 夜更かしが多くて、朝がつらかった
  • 週末過ごしたカフェでの時間がすごく心地よかった
  • SNSを少しだけ減らしてみたら、思ったより快適だった

大きな発見じゃなくても大丈夫。小さな気づきから、行動に活かせるヒントが見えてきます。

ステップ2:課題・気づき・これからの予定ややりたいことを書き出す

課題・気づき・これからの予定ややりたいことを、自由に紙に書き出してみましょう。

ステップ1の振り返りを前提にして、「じゃあどうしたいか」を深めて書き出すと、来年の自分は「どんなふうに過ごしたいか」をイメージしやすいかもしれません。

かな子

「夜更かしが多くて、朝が辛かった」のであれば、未来の自分は「朝を快適に過ごしたい」とかですかね。

他にも、「今年はこれが上手くいかなかったから来年はもっとやりくりしたい…」「今回これが大成功したから来年はもっとこの時間を取りたい…」などなどあくまでも「自分」がどうしたいかを中心に考えていきましょう。

  • 家族との時間をどうしたらもっと増やせるか
  • 趣味や好きなことにどれくらい時間を使うか
  • 習慣にしたいこと(運動・勉強・お金の管理など) などなど

ポイントは、「やりたいこと」だけでなく「やらなきゃいけないと思っていること」もしっかり書くこと。バランスが取れて現実的なプランになります。

このページを見ているあなたは、「やりたいことばかりに目を向けていていいのかな…」と不安になることがあるかもしれません。

そういう気が散る状態で手帳会議を進めても、実行可能な結果が得られにくい場合があります。

しっかり自分のモヤモヤと向き合うことも大切。一旦頭の中にあるすべてを頭の中から出す気持ちで取り組みましょう。

かな子

その上で、本当にそれはやる必要があるのか? と精査していくことが大切です。

もしそれが難しかったら、来年のテーマや目標をひとつだけでも決めてみましょう。これは、日々の行動の“軸”になります。たとえばこんな感じ。

  • 「夜は12時までに寝る」
  • 「1日10分だけストレッチ」
  • 「“まあいっか”を口ぐせにする」
  • 「家族に週1でありがとうを伝える」
かな子

ふんわりしたテーマでも、具体的な数値でもOKです。

「自分にとって大事にしたいこと」を、目に見える形にすることが大切。テーマ決めづらい場合は、気負わず“ゆるいスローガン”くらいに考えてみましょう。

もちろんひとつだけではなく、複数あってもOK。ただ、実現可能な範囲にしていくためにも、いくつかに絞ることがおすすめです。

ステップ3:目標やテーマを実現する手帳やその書き方を決める

手帳会議の最後には、ステップ2で決めたやりたいことや目標・テーマを実現していく手段を固めていきます。

それぞれ手帳のタイプ別に、その特徴やどんな人に向いているかを簡単にまとめたので参考にされてみてください。

スクロールできます
手帳タイプ向いている用途特徴・メリットこんな人におすすめ
ウィークリー手帳(週間バーチカル)タスク管理・時間の可視化1日を時間軸で見られるので、スケジュール調整や作業時間の見積もりがしやすい予定が多く、1日の流れを細かく管理したい人
ウィークリー手帳(週間レフト)日記・振り返り・メモ予定とフリースペースが分かれているので、感情の記録や出来事のメモにも便利1日の終わりに記録をつけたい人、書く習慣をつけたい人
デイリー手帳(1日1ページ)自己対話・記録重視・日記・思考整理1日1ページで自由度が高く、ToDo・日記・アイデア帳など多用途に使える書く量が多い人、日々の変化を残したい人、日記・ジャーナルを書きたい人
マンスリー手帳全体管理・予定の把握見開きで1ヶ月が一目でわかるため、全体の流れを把握しやすい月単位で予定を組みたい人、シンプルが好きな人
ガントチャート手帳プロジェクト管理・習慣トラッカー進捗を横軸で管理できるので、習慣や長期の目標管理にも最適複数のタスクを並行して管理したい人
日付なし手帳(フリー手帳)不定期の記録・自己管理・感情整理日付に縛られず、好きな時だけ書ける。途中で空白があっても罪悪感ゼロ。日記・習慣記録・思考整理に◎毎日書けなくても気にならない人、続けるプレッシャーを減らしたい人
バレットジャーナル(BuJo)自由度重視・自己管理自由にレイアウトできるため、目的に合わせたページ構成ができるルールに縛られたくない人、カスタマイズが好きな人
ライフログ手帳(記録用)気づき・体調・感情の記録気分や体調、食事、行動ログなど、日常の記録を残せる自分を客観的に把握したい人、自己分析が好きな人
クリエイティブ手帳(絵・コラージュ系)アート・感性の発散思考を言葉以外で表現できて、手帳時間が癒しや趣味にもなる絵や写真、手帳デコが好きな人
デジタル手帳(アプリ・iPadなど)スマートな記録・検索・携帯性書き直し自由・検索機能・クラウド同期など利便性が高い紙の手帳が続かない人、移動が多い人、複数端末で管理したい人
かな子

さらにこの中でも、綴じ手帳にするのかシステム手帳にするのか…などパターンがあります。

もしぴったり当てはまるものがない場合、複数の手帳を組み合わせて使うのもアリです。以下のページでは、わたしの複数手帳の使い分け方を紹介しています。

手帳が決まったら、実際に使う手帳を絞り込んでいきましょう。絞り込めたら、手帳会議のひとつのゴールです。

[○○手帳 おすすめ]などで検索をかけて調べてもいいし、今ならChatGPTに「来年の目標は○○で、これを達成するためにベストな手帳を教えて」と質問するのも良いです。

2026年へ向けたわたしの手帳会議

手前味噌ですが、わたしが最近行った手帳会議の様子をご紹介します。ひとまず、今使っている手帳とノートを書き出して、それぞれどれを何に使っているのかを明確にして振り返りました。

手帳会議中に書き出した内容

こちらはただのA4ペライチの紙にエナージェルの0.7mmでだーっと書き出しています。別にこの書き方じゃなくてももちろんOK。

かな子

相変わらずの字ですが、赤裸々に公開します。ご了承ください。

今何をどれに使っているのか振り返り

まずは、2025年のわたしがどんな手帳を使っていたのかを振り返ります。具体的には以下です。

2025年に使っている手帳たち
手帳手帳タイプ用途
Common Planner N1 Verticalマンスリー+バーチカル予定(前もって書く)
NOLTY リスティ1マンスリー+バーチカル生活ログ(あとから書く)
EDiT B7変型スープル1日1ページタスク管理
hibino1日2ページ日記

これらをどう運用しているのかについては、以下のページで詳しく解説しています。良かったらご覧ください。

かな子

さて、2025年のわたしは手帳を4冊体制で運用中! 忙しいですね。

事実、この運用は一部破綻しています…(!)。その理由は、次のステップで明らかになります。

今の手帳の課題・今後どうしていきたいか

次のステップでは、今の手帳の運用について思うことを書き出していきます。実際に書き出した紙の写真は上に載せましたので、ここでは大ざっぱに要約してご紹介しましょう。

  • リスティ1のバーチカルログ書いてない!
  • hibinoとモーニングページで書く内容がかぶっている!
  • やりたいことが仕事の予定に振り回される!
かな子

この3つの争点が今回の手帳会議の肝。すべてあけすけにしていきます。

リスティ1のバーチカルログ書いてない!

生活ログとして使っていたNOLTY リスティ1のバーチカルページをほぼ書かなくなりました。一番の問題点はこれですかね…。

真っ白なリスティ1週間バーチカルページ
かな子

おっと、これはグロ注意(?)。

見返したところ、写真のページで力尽きているようでした。ここに至るまでも、かなり記録抜けしているページが散見されます。

一方で、リスティ1のマンスリーページはしっかり記録しています。

活用しているリスティ1のマンスリーページ

こちらは、その日にあったことを一覧で俯瞰してわかるようにしています。読み終わった本や、観た映画、参加したイベントやライブ、仕事のことなどがジャンルにとらわれず横断で確認できます。

かな子

このページは気に入っていて、今後も続けたい。

リスティ1のフリーページに書いていたイベントログ(内容は以下のページ参照)は、こちらもマンスリーページと役割がかぶっているせいかあまり書いていません。

リスティ1のマンスリーページではノージャンルで羅列している一方で、それらをジャンル別に一覧にするページもあるのですが、これは書いていて壮観なので、引き続きちょっとしたフリーページは欲しいです。

今年読んだ本、観た映画のリスト

本や映画以外にも、行ったライブのリストとか、そのとき気になったトピック(ハマった音楽、印象に残ったYoutube動画、インプットした価値観・思考など)の一覧なども記録中。

かな子

この1年何があったのかわかりやすい。

翻って予定管理として使っているCommon Plannerはどうかというと、実はマンスリーページもバーチカルページも直近のページまでしっかり続いています

Common Planner N1 Vertical 週刊バーチカルページ

つまり、今のわたしにとって予定管理としてのマンスリーとバーチカルページは必要だけれど、ログとしてはマンスリーと数ページのフリーページだけで十分、ということがわかります。

とはいえ、予定管理用のバーチカルページはCommon Plannerでなくてもリスティ1で事足りそうだなと思いました。Common Plannerは海外で話題の手帳で、日本だと気軽には手に入りにくいです。

hibinoとモーニングページで書く内容がかぶっている!

夜に日記として書いている1日2ページ手帳の「hibino」と、毎朝「カ.クリエ プレミアムクロス」という激推しノートに書いているモーニングページの内容がかぶっていて何度も書くのがしんどいです。

かな子

これもなかなかに深刻…我々はただでさえ時間がないのに、同じこと何度も書きたくないですよね。

ちなみに余談ですが、わたしは1日2ページ手帳の日記を開始してもう3年目。続けるコツについては、以下のページでご紹介しております。

またモーニングページとは、朝起きてすぐ頭の中に浮かんだものをすべてノートに書き出し、創造性を高めることを目的とした習慣のこと。作家ジュリア・キャメロンが、『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』内で提唱したものです。

著:ジュリア・キャメロン, 翻訳:菅 靖彦
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今年から本当に毎日続けているのですが、今のところ始めて良かったなと思う習慣なので、モーニングページは続けていきたいです。

かな子

わたしは思考についても勉強しているので、自分の思考の変化を書き留めておくことはかなり重要。

これまでの思考や考え方についての記事はたくさん書いてきましたので、よろしければご覧ください。

一方で、朝書いているモーニングページの内容というのは、ほぼ前日に考えていたことなので、前日の夜にその日の日記として書いているhibinoとだいたい内容がかぶってしまうことにモヤモヤしていました。

ところが、hibinoを日記帳として使っていると、最初の方にマンスリーページが含まれているので、ここに書いた日記に対応するその日の見出しを書けば、1ヵ月を俯瞰して何があったのかがわかる仕組みになるのでわかりやすい。

かな子

この運用はなかなか気に入っているんですよね。

一方、モーニングページとして書いているカ.クリエ プレミアムクロスはノート。こちらにはマンスリーページが無いため、検索性はhibinoに劣ります

そこで、モーニングページを続けつつ同じ内容を書かないとした場合、hibinoのマンスリーページのような各日の見出しが一覧でわかるページをカ.クリエ プレミアムクロスに設けることが一番近道な気がしました。

やりたいことが仕事の予定に振り回される!

仕事の予定に振り回され、やりたいことがなかなかできずにいます。まず仕事の予定の見通しが立たない環境にいることが大きな原因です。

かな子

ここ最近の一番の悩みは、やりたいことと仕事の予定がかみ合わないこと。

年一でやる必要があるタスクを急に思い出したりすると、その予定を入れる余裕がなくて、結局後回しになっちゃう…みたいなこともあります。

仕事の時間が1日の大半を占めているので、やりたいこととのバランスの取り方がわたしにとって優先度が高いのだなと気づきました。

しかも仕事自体かなり流動的。締め切りさえ守っていれば割と許容される現場なので、しっかりとスケジュールが引かれているわけではありません。

かな子

だからこそ、自分で調整をして自分で予定を決めることは重要。

なるべく仕事のスケジュールと個人的にやるべきことを常に頭に置いておいて、不意に思い出して慌てて予定を組み直すことのないようにしたいです。

そのためにも、少しでも抱えているタスクを減らして余裕を持たせることが大事。その上で、今回のように手帳を見直して書く量を減らしていく努力も必要だなと感じました。

2026年運用手帳暫定

これらを踏まえた上で、わたしの2026年で使っていく手帳は暫定で以下のようになりました。

手帳手帳タイプ用途
【続投】NOLTY リスティ1マンスリー+バーチカル予定
【続投】EDiT B7変型スープル1日1ページタスク管理
【in】マンスリー手帳(メーカー未定)マンスリー+フリーページ生活ログ
【out】Common Planner N1 Verticalマンスリー+バーチカル予定(リスティ1へ統合)
【out】hibino1日2ページ日記(モーニングページへ統合)

加えて、モーニングページを書いている「カ.クリエ プレミアムクロス」へhibinoの日記の役割を統合する代わりに、ノートの最初の方に月毎にまとまった見出しの一覧ページを設けようと思います。

というわけで、来年はCommon Planner N1 Verticalとhibinoを手放し、薄いマンスリー手帳を追加する予定です。わたしはA5スリムサイズが大好きなので、追加する手帳もできればA5スリムがいいですね。

かな子

今のところ、トラベラーズノートにはマンスリーリフィルがあるので一旦候補としては入れておきます。

かな子

ただ、気になるのはこれが方眼ではないという点。

欲しいノートの条件の中でも挙げているくらい方眼過激派のわたしが、これを使いこなせるのか不安がぬぐい切れません。

これを書いている途中で思いついたのですが、方眼ノートを用意して毎月自分で作るのもアリな気がしました。まだ来年まで時間があるので、それも含めて今年中にじっくり調べて決めたいと思います。

ちなみに今回触れなかったですが、「EDiT B7変型スープル」をタスク管理として運用する方法は数年続けていて、これ以上変える気ないくらいこれが一番ベスト。

かな子

自分にしっくりきています。全人類におすすめ。

まとめ:手帳会議は「未来の自分を大切にする時間」

以上が、『手帳会議とは?年一で自分を整える手帳会議のやり方を紹介』でした。

手帳会議は、今の自分を見つめ「これからの自分はどうありたいか?」と問いかける時間。外の世界に向かってばかりいた意識を内側に戻す大切な時間です。

手帳会議をするときは、今使っている手帳を開きながら次のような問を自分に投げかけましょう。

  • 予定通りできたことはあった?
  • 逆に、できなかったことは?
  • 手帳を使っていて楽しかったことや嬉しかったことは?
  • モヤモヤした瞬間や心に引っかかったことは?

その後に、課題・気づき・これからの予定ややりたいこと(目標・テーマなど)をリストアップしていきます。

かな子

すると、まるで未来の自分と作戦会議をしているような感覚になりますよ。

そして最後に、やりたいことや目標・テーマを実現していく手段を固めていきます。いろんな種類の手帳が販売されていますから、きっとあなたにもぴったりの手帳が見つかるでしょう。

ぜひあなたも、手帳会議を始めてみてください。

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